井上 純 [Jun INOUE]
日本特有の繊細な精神性をアブストラクトな線で描き、独特な「間」を作品の中に生み出し、絶妙な感覚が見る者の意識を刺激する。スタイルが常に変化していくその表現は、平面から立ち上がり、様々な分野との融合が見受けられる。
上原 菜摘 [Natsumi UEHARA]
群馬県高崎市生まれ。女子美術大学で油画を学んだ後、各地でライブペイント、壁画制作活動をはじめる。また高崎で130年続く印章店「述章堂」の5代目。音や人と関わり合いながら描くライブペイントに魅力を感じ公開制作を中心に活動している。
大山 康太郎 [Mon Koutaro Ooyama]
奈良県在住。壁画・ライブペイント・イラストレーションや、アートプロジェクトの企画・監修・演出など、東京と大阪を拠点に活動中。これまでに、Facebook Japan本社の壁画、NIKE本社の壁画制作などを行ってきた。
鬼頭 健吾 [Kengo KITO]
高崎市在住。フラフープやラメなど可変性や反射性のある素材を活かし、空間を鮮やかに連関させる大規模なインスタレーションで知られる気鋭のアーティスト。現在ハラミュージアムアークで通年企画「鬼頭健吾 Multiple Star」を開催中。
サトウカスム [Casumu SATO]
2016年、行動理念であるDIY精神に基づき高崎市の築約80年の長屋を自身で改装したアトリエ兼ギャラリーの立ち上げと同時に本格的な創作活動を開始。潜在的なゆらぎ、静寂とノイズ、秩序と無秩序、同居する矛盾の表現を試みている。
新保 義暁 [Lu / Yoshiaki SHINBO]
群馬県生まれ。高崎市在住。視覚から得る印象を元としたコミュニケーションのアシストをペインティング、デジタルグラフィックツールの技術を互いに止揚しながら使い、その場に即したアイデアを展開、制作している。
セネクト [SENEKT]
京都生まれ。2007年よりペインターとして活動を開始。自身の生活の中で湧いてくる感情や思考を制作の中でコントロールし、独特なカラーセンスで人体を描きながら画面全体のバランスと、自身が感じる世界観を追求し、作品の幅を更に広げている。
たむ [TAM]
群馬県中之条町出身。幼少期の豊かな自然環境と思春期にストリートポップカルチャーの影響を受け活動を開始。「普遍的な現代美」をコンセプトに、型にはまらない直感のインスピレーションで、高崎市の街界隈を中心に創作/表現活動を行っている。
タムラサトル [Satoru TAMURA]
栃木県在住。「なんの背景ももたない思想的に真っ白な作品をめざし、意味の破壊をテーマに」国内外で活動を展開。さまざまな速度で回るワニ、規則的に点滅を繰り返す電球など、大げさで無意味な装置によるインスタレーションを制作する。
力石 咲 [Saki CHIKARAISHI]
東京都在住。「世界を編みくるむ」というミッションを継続中の、ハイパー・ニット・クリエイター。毛糸という身近な素材で街路樹や看板など街中のさまざまなものを編みくるみ、その風景を鮮やかにインベージョン(侵食)する制作をおこなう。
松岡 洋太 [JONJON GREEN]
高崎市生まれ。筆、ローラー、スプレー、マスキングテープ等を使用し実験的に出来たテクスチャーをグラフィカルに再構成する作品を制作。昨年、ラジオ高崎社屋ビルの壁面に、群馬県のかたちを思い起こさせる折り鶴の巨大作品を掲げて注目を集めた。
丸 倫徳 [Michinori MARU]
神奈川県藤沢市出身のアーティスト、ペインター。現在、藤沢と四国の徳島の二拠点にて活動中。ぺインティング、ドローイング、壁画、サインペイント等の表現メディアを用いる。旅とともに足跡を残す制作活動をしている。
三輪 洸旗 [Koki MIWA]
下仁田にアトリエを構えて20年。高崎市の自然風土の歴史に着目。空き店舗では横軸に山の稜線などをモチーフに平面作品、風土の歴史を刻む縦軸にチューリッブの木彫作品を構成する。現在は高崎健康福祉大学高崎高等学校の非常勤講師(美術)。
三輪 途道 [Michiyo MIWA]
日本美術、ことに仏像彫刻をバックグラウンドにして、肖像彫刻を核に制作する。肖像は、人間に留まらず、動物、植物、なめくじまでも彫る。また展覧会としては高崎市美術館で個展開催。群馬県立近代美術館で企画展に参加。
バキバキ [BAKIBAKI]
大阪生まれ、2003年京都市立芸術大学卒業。独自の幾何学模様をモノや空間に施すことでその場に生まれるコミュニケーションをテーマに、ライブペインティングや壁画、ワークショップを中心に活動している。
特別招待作家 スーパーママ [Supermama]
デザイナー、教育者、起業家として活動するエドウィン・ロウによってシンガポールを拠点に設立されたギャラリーショップ。
2011年オープン。単なるセレクトショップの枠を超え、オリジナルデザインの商品制作、シンガポール人デザイナーと日本の各生産地とのコラボレーションで新スタイルのギフト2013年有田焼とコラボレーションしたSingapore Iconsで、シンガポールのデザイン界で最高峰の「プレジデント・デザイン賞(2013)」を受賞。
文化をデザインに織り込んだSupermamaの作品・商品は、日常の中でラグジュアリーなコンセプトを楽しめる。
エドウィン自身は、事業の傍で自ら教鞭をとり、後進の育成にも力を注いでいる。自国のデザインシーンのブランディングと、現代におけるものづくりのスタイル構築を目指す活動はシンガポール政府からも支持されている。