ART PROJECT TAKASAKI 2019

2019.11.16 SAT - 12.8 SUN

ART PROJECT TAKASAKI 2019

拡張するアートー高崎

駅東西に多くのビッグプロジェクトが進行している高崎市。国際的なアリーナがすでに稼動し、これに合わせるように数多くの外国の方々を見かけるようになりました。また芸術の拠点としての芸術劇場が開館を迎え、さらにGメッセ群馬のオープンが目前に迫っています。このような時代に、市民や世界の人々の目から見た文化都市の姿とはどのようなものでしょうか。高崎の街角にアートのあるAPTの季節がやってきました。便利さや快適さと同時に心の豊かさを伴う成熟した都市、日常生活の中に当たり前のようにアートのある文化都市、これらを体感する貴重な機会となっています。APTでの作品群は、一つ一つがそれぞれ個性的な空間の広がりを持ち、アートの固有空間とも言える世界を形成しています。見る人はその空間を共有することで、年々敏感になり、それに合わせてさらに作品群も進化した姿を見せてくれています。アート作品一つひとつの持つ、エネルギーやポテンシャル、人を感動させる世界が年を追うごとに拡張し、それらはチェーンのように繋がり、2019年のこの時にしか見られないアート空間を形成してまいります。

Map
  • 1 高崎モントレー壁面
  • 2 ペデストリアンデッキ柱
  • 3 ペデストリアンデッキ壁面
  • 4 髙島屋
  • 5 慈光通り
  • 6 NODE33
  • 7 井上病院壁面
  • 8 アイディーコート 1F
  • 9 デイリーヤマザキ跡
  • 10 金子園壁面
  • 11 大手前通り
  • 12 スズランスポーツ跡壁面
  • 13 タブノキ広場
  • 14 飛龍の松前広場
  • 15 田町通り(金子園・いせや履物店・豊田園)
JONJON by 松岡 洋太 [JONJON GREEN by Youta MATSUOKA]

JONJON GREEN by 松岡 洋太 [JONJON GREEN by Youta Matsuoka]

HIPHOP、グラフィティーアートなどストリートと密接した文化と、カウンターカルチャーに影響を受け、多摩美術大学卒業後、単身アジア、ヨーロッパを放浪。帰国後2004年よりライブペイントを通して、日本のアンダーグラウンドカルチャーシーンに触れながら、本格的に制作を開始。現在までに国内外での作品発表と共に壁画制作、アートショウ企画、多様なアーティストや企業とのコラボレーションワーク制作など、活動の幅は多岐に渡る。

嶋本 丈士 [Joji SHIMAMOTO]

嶋本 丈士 [Joji SHIMAMOTO]

写真家、クリエイティブディレクター。1983年生まれ。2007年Academy of Art University, San Francisco, CA 写真科卒業。在米中に現地にて数々の写真展を企画開催する。帰国後はラフォーレ原宿、BLUE NOTE TOKYO等で写真展を開催。STUDIO VOICEの別冊として発行された『日本の100人の写真家』にも選ばれた。2018年春、渋谷に誕生したMAGNET by SHIBUYA109の施設内の壁画をプロデュースした。

TAM [TAM]

TAM [TAM]

1978年生まれ群馬県出身。
幼少期の豊かな自然環境と思春期にストリートポップカルチャーの影響を受け、2000年頃から独学で制作活動を開始。
「普遍的な現代美」をコンセプトに、型にはまらない直感のインスピレーションで、創作・表現活動を行っている。
https://www.behance.net/tam5c28

秋山 佳奈子 [Kanako AKIYAMA]

秋山 佳奈子 [Kanako AKIYAMA]

1986年 栃木県生まれ。
2008年 多摩美術大学絵画学科版画専攻卒業。多摩美術大学大学院博士前期課程絵画専攻版画研究領域修了。
「第22回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館(2019年)、「WCASアーティストインレジデンス」Mosan Art Museum/韓国(2017年)
2009年度三菱商事アートゲートプログラム奨学生。
https://www.kazune15.com/

鬼頭 健吾 [Kengo KITO]

鬼頭 健吾 [Kengo KITO]

1977年愛知県生まれ。フラフープやスカーフなど既製品のカラフルさ、鏡やラメの反射を活かし、大規模なインスタレーションや、多様な表現方法を用いた作品を発表。現代の人工的な色彩感覚や輝きと、生命体や宇宙を感じさせるような広がりを混在させている。2017~2018年個展「Multiple Star Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 ハラミュージアムアーク(群馬)、2018年「六本木アートナイト2018」国立新美術館ではメインアーティストを務める。

マツモトダイスケ [Daisuke MATSUMOTO]

マツモトダイスケ [Daisuke MATSUMOTO]

1985年生まれ鳥取県出身。
様々なテーマを用いて夢で見るようなストーリーを現実世界からサンプリングした事象や事柄、ありふれたイメージを使って写真に落とし込む。2012年にZEN FOTO GALLERYで初個展、【SEKAINO HEIWA】を開催。同時に初の写真集も出版。個展と2冊の写真集を出版。現在、東京を拠点に国内外で個展、グループ展に参加。数々のアーティストとの共同制作など活動は多岐に渡る。

新保 義暁 [Lu / Yoshiaki SHINBO]

新保 義暁 [Lu / Yoshiaki SHINBO]

1980年群馬県生まれ。高崎市在住。視覚から得る印象を元としたコミュニケーションをペインティング、グラフィックツールの技術を互いに使い、その場に即したアイデアを展開、制作している。作品は、文字や記号を連想させる選ばれた色の線で、機械の数学的な正確さと、人間の感覚的な描写のズレを統合しながら、抽象的なイメージを記している。

高橋 洋直 [Hironao TAKAHASHI]

高橋 洋直 [Hironao TAKAHASHI]

1987年栃木県鹿沼市に生まれる。2005年文星芸術大学美術学部彫刻専攻入学。2009年文星芸術大学美術学部彫刻専攻卒業。
現在鹿沼市の工房にて制作活動。栃木県内を中心に鉄を使った制作活動をしている。日常に使われるものから虫などをモチーフにした立体作品などを発表している。

戸口 隆 [Takashi TOGUCHI]

戸口 隆 [Takashi TOGUCHI]

1988年埼玉県生まれ。
2007年埼玉県立新座総合技術高等学校デザイン科卒業。
2011年武蔵野美術大学卒業・修了制作展 優秀賞受賞。
2012年武蔵野美術大学大学院卒業。
2013-2015年、鉄工場にて働く。
2016年ritmicoと共にクリエイティブ集団to-mos結成。

イノウエジュン [Jun INOUE]

イノウエジュン [Jun INOUE]

日本特有の繊細な精神性をアブストラクトな線で描き、独特な「間」を作品の中に生み出し、モダンなセンスと伝統的なスピリッツが混ざり合うように、絶妙な感覚が見る者の意識を刺激する。スタイルが常に変化していく自身の表現は、平面から立ち上がり、ファッションやディスプレイデザイン等、様々な分野との融合が見受けられる。国内を始め、海外ではメルボルン、パリなどでも数々の個展を開催している。

タムラサトル [Satoru TAMURA]

タムラサトル [Satoru TAMURA]

1972年、栃木県生まれ。
1995年、筑波大学芸術専門学群総合造形専攻卒業。
回るワニ、後退するクマ、登山する山、端数がない重量の彫刻、開放的な100Vのスイッチ、動き続ける図形もしくは文字、10回たたく装置、空間を最大限に使用しただけインスタレーションなどを制作・発表している。

丸 倫徳 [Michinori MARU]

丸 倫徳 [Michinori MARU]

神奈川県藤沢市出身。ペインティング、ドローイング、壁画、サインペイントなどの表現メディアを用い、ストリート、ギャラリー、店舗、ビーチなど国内外を問わずどこにでも出向いて制作。旅の足跡を残しながら、時にサイトスペシフィックな制作活動を行っている。逗子海岸映画祭のサインやグラフィックなど多くのアートワークを手がける。フットウェアメーカーKEENアンバサダー。

鮫島 大輔 [Daisuke SAMEJIMA]

鮫島 大輔 [Daisuke SAMEJIMA]

1979年 兵庫県尼崎市生まれ
2005年 多摩美術大学 美術学部大学院美術研究科 博士前期課程 絵画専攻修了
球体や使い古されたネオンサインなどの特殊な支持体に風景を描き、日常のありふれた風景を見るべきものに変換する作品を制作。2011年「PLATFORM 2011 -距離をはかる-」練馬区立美術館(東京)、2018年個展「FATHOM」三渓園 旧燈明寺本堂(神奈川)をはじめ、国内外で展覧会多数。

リトミコ [ritmico]

リトミコ [ritmico]

砂田 百合香 〈Yurika Sunada〉
1989年東京生まれ。
2012年武蔵野美術大学卒業。
2018年ベルリンのArtist in Residence GlogauAIRに参加。
2019年個展TOKAS-Emerging 2019開催。

開田 ひかり 〈Hikari Hirakida〉
1988年千葉生まれ。
2012年武蔵野美術大学卒業。
2013-2017年、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科研究室助手。

三輪 洸旗 [Koki MIWA]

三輪 洸旗 [Koki MIWA]

1961年、岐阜市に生まれる。1986年、東京造形大学彫刻科卒業。1987年、東京造形大学彫刻科研究科修了。1995年、第9回ホルベイン・スカラシップ奨学生修了。東京を中心に各地での個展グループ展に多数出品。群馬の美術2017─地域社会における現代美術の居場所、出品。
現在高崎健康福祉大学高崎高等学校 非常勤講師。
美術部の部員とコラボレーションした作品を紹介します。

三輪 途道 [Michiyo MIWA]

三輪 途道 [Michiyo MIWA]

1966年、群馬県に生まれる
1989年、東京造形大学造形学部美術学科Ⅱ類(彫刻)卒業。
1991年、東京造形大学造形学部美術学科研究生修了。
1994年、東京藝術大学大学院美術研究科保存修復技術専攻修了。個展、グループ展多数。作品はアーツ前橋、高崎市美術館、北海道立近代美術館、ベネッセアートサイト直島をはじめとする数多くの美術館のコレクションとして収蔵されている。